うつ病 治療

自律神経失調症と東洋療法

自立神経失調症治療では色々な治療がされますが、抗生物質などではなく自律神経失調症の治療で東洋療法は効くのか気になるところですよね。自律神経失調症というのは検査結果が表に出にくく、西洋医学によって自律神経失調症の症状の改善は薬で行うことができても、その原因に対する治療を行うのは困難なことかもしれません。

 

ですので、西洋医学ではなく東洋療法に頼って自律神経失調症を治療する人もいます。東洋療法の代表的なものとしては鍼灸や指圧などがありますが、これらについて簡単に説明したいと思います。

 

まずは鍼灸ですが、鍼灸というのはツボの上に鍼を置いたり刺したりする治療法なのですが、鍼灸と自律神経の関係とはどういうものなのか説明すると、自律神経失調症の患者に鍼灸を行う目的というのは、副交感神経の機能を高めるようにして、筋肉の緊張を和らげることにあります

 

副交感神経が働くことになると、体の血行が良くなります。このような治療を行うことにより、乱れた自律神経の機能が正常な状態に導かれる効果が期待されます。肩凝りなどの凝りにも効果があるので、筋肉の緊張をほぐしたり、血行を良くすることにより、精神が安定していき、夜も熟睡出来るようになります。

 

自立神経失調症の改善には、このように肉体的にも精神的にもリラックス状態を作ることが、自律神経失調症には最も効果があると言えるでしょう。次に指圧と自律神経失調症について簡単に説明すると、指圧とは、親指や掌でツボを圧迫することによって神経に刺激を与えて、体の血行を良くする方法です

 

指圧をすることによって、凝りによって圧迫されていた神経の働きが正常な状態に戻ります。凝りがほぐれる事で、血行が良くなり、自律神経の安定に繋がっていくというわけです。以上のことにより、自律神経失調症には鍼灸や指圧などの東洋療法が有効といえます。